仕事をするうえで、無くてはならないものは様々ですが、なかでも「名刺」は必須ですよね。
その名刺はどのように作成していますか?
通常、外部の印刷業者に依頼しますが、SOHOなどの小規模オフィスでは自分たちで作成している方が多いのではないでしょうか。
そこで、複合機(コピー機)でも名刺印刷ができるのはご存知ですか?
名刺1枚への印刷は不可能ですが、専用用紙を利用すれば自身で名刺が作れるのです。
ということで今回は、複合機(コピー機)で名刺印刷する方法をご紹介いたします。
▶︎目次
1.複合機(コピー機)で名刺を印刷する方法
名刺といえばビジネスマンの必須アイテム。大抵の法人では名刺は作っているのではないでしょうか。
名刺の作成は、外部の印刷会社に依頼するのが一般的ですが、大企業では名刺作成の機器を導入しているケースもあります。
しかし、どちらも費用が必要になるので、SOHOなど小規模オフィスではできるだけ安い費用で名刺は作成したいもの。
そこで、複合機(コピー機)を利用して名刺の作成ができるのです。
その際、名刺を1枚ずつ印刷するのは用紙が小さすぎるので不可能。
そのため、名刺を印刷するためには、専用の「名刺用紙」が必要になります。
名刺用紙は、Amazonや楽天などの通販や、一般の文房具店でも販売されています。
価格は購入するシート数によって異なりますが、概ね1,000円~3,000円程度で購入できます。
ただし、注意点としてレーザーとインクジョットで購入する用紙が違うので、購入の際はレーザー対応かインクジェット対応かを確認して、明記してあれば対応機器も確認しておくと安心です。
複合機(コピー機)で「名刺用紙」に印刷する方法
名刺用紙を購入して、どうやって名刺を作るのか?
それは、テンプレートが掲載されているWebサイトが多数あるので、利用すると様々なテンプレートが無料で利用可能。また、購入した名刺用紙のメーカーのWebサイトにもテンプレートが掲載されているので、そちらを利用しても簡単に作成できます。
そこで、名刺のデータが完成したら実際に印刷に移りますが、基本的に複合機(コピー機)で名刺用紙に印刷するとき、「手差しトレイ」に用紙をセットします。
セットする方法(プリント面が上向き下向き、挿し込む方向など)は、それぞれの説明書で確認しておきましょう。
次に、印刷設定はお使いの複合機のプリンタードライバーで異なりますが、一般的にプリンタードライバーのプロパティを開いてその中で設定していきます。
用紙のセットは紙の厚さが重要!
用紙トレイを「手差し」に設定して、用紙のタイプを選択していきます。
用紙タイプの選択は、お使いの機種で異なりますが、一般的に「厚紙1~3」などの選択肢が用意されています。
その際、用紙の厚さも明記されていますが、その単位はおそらく「g/m2」という単位が使われています。
この「g/m2」とは「坪量」。詳しくは「1平方メートルあたりの紙1枚の重量」を表す単位です。
そこで、購入した名刺用紙の包装してあるビニールを見ると「厚さ:150.6g/ m2」という表記があるはず。
ちなみに、150.6g/ m2は一般的な画用紙の厚さです。
その明記してある数字が購入た名刺用紙の厚さを表しているので、用紙選択から該当する用紙タイプを選択しなければなりません。
そこまで正確に設定できれば、あとは印刷枚数などを入力して「印刷」をクリックすれば印刷が開始されます。
2.まとめ
今回は、複合機(コピー機)で名刺印刷する方法をご紹介しました。
名刺の作成および印刷は、市販の「名刺用紙」を購入すれば自身で簡単にできます。
注意する点は、名刺用紙の購入時に対応している機器がレーザーとインクジェットを間違わないようしましょう。
あとは、Webサイトからテンプレートをダウンロードすれば名刺は簡単に作成~印刷ができます。