「クリアファイル」といえば、ビジネスでもプライベートでも使える、便利な事務用品。オフィスでは通常、書類を挟んで保管したり、相手に渡したりするなど、書類を保護する役割で利用されます。
別に「クリアホルダー」とも呼ばれますが、「クリアファイル」の方が馴染みはありますよね。
そのクリアファイルで、オリジナルのクリアファイルを作りたいと考えたことはありませんか?
大企業や大手メーカーでは、商品の宣伝のためオリジナルのクリアファイルを作成しますが、それなりの費用とまとまった発注量が必要。
そこで、特別なクリアファイルを使うことで、オリジナルのクリアファイルがお使いの複合機(コピー機)で印刷できるのです。
ここからは、複合機(コピー機)で印刷できる特別なクリアファイルのご紹介いたします。
▶︎目次
1.「オンデマンドクリアホルダー」を使えば複合機(コピー機)で印刷可能!
起業開業したばかりのSOHOなどの小規模オフィスでは、オリジナルのクリアファイルが作成できれば、大きな宣伝効果がありますよね。
レーザー複合機(コピー機)やプリンターでクリアファイルに印刷できるのか?
と、疑問が浮かんできますが、100均で売られているように普通のクリアファイルは複合機(コピー機)では印刷できません。
オリジナルのクリアファイルを作成する場合、専門の印刷会社に依頼する必要があり、ある程度の発注量が必要になり、費用もそれなりに掛かります。
そこで、一般的なレーザー複合機(コピー機)でクリアファイルに印刷したいときは「オンデマンドクリアホルダー」がおすすめ。
オンデマンドクリアホルダーとは?
1枚からオリジナルのクリアファイルを作成したい!といったことが実現できるのが「オンデマンドクリアホルダー」。
レーザー複合機/コピー機/プリンターで1枚から印刷でき、一般的なクリアファイルの形状になっているので、印刷するだけで作成できます。
素材はレーザー機器の特性に適した新開発の特殊フィルムを採用しているので、仕上がりは鮮やかなカラー印刷を実現。
フィルム表面はマット調なので、高級感のある落ち着いた質感に仕上がります。
さらに、トナー定着、耐静電性に優れ、印刷後も印刷面は安定しているので、多少擦ってもトナーは剥がれにくく、長期間利用できます。
また、通常の素材と同様の耐熱性に優れたPET素材を採用することで、複合機などで紙詰まりを起こして機器の内部にクリアホルダーが残っても、機器装置にダメージが受けにくくなっています。
製品は、㈱中川製作所が製造・販売を行っており、
- 標準タイプ(半透明)
- ホワイトタイプ
と、2つのタイプが販売され、通販でも購入できます。イメージ画像は以下の通り。
(出典:中川製作所「オンデマンドクリアホルダー」)
小売希望価格は以下の通り。
タイプ | 品番 | 商品名 | サイズ | 数量 |
---|---|---|---|---|
標準タイプ (半透明) |
LCHMA4100 | オンデマンドクリアホルダー A4 | 220×312mm | 100枚 |
LCHMA5150 | オンデマンドクリアホルダー A5 | 158×223mm | 150枚 | |
ホワイトタイプ | LCHMA4W100 | オンデマンドクリアホルダー A4 ホワイト | 220×312mm | 100枚 |
価格は税込みで、
- LCHMA4100:17,820円
- LCHMA5150:16,200円
- LCHMA4W100:20,520円
以上、通常のクリアファイルに比べると価格は高くなりますが、外注より安い費用でオリジナルのクリアファイルが複合機(コピー機)で印刷できるのです。
オンデマンドクリアホルダーの印刷方法
そこで、実際に複合機(コピー機)で印刷する場合、
- シャープ
- 富士ゼロックス
- リコー
- 東芝
- コニカミノルタ
- 沖データ
以上の各複合機(コピー機)メーカーのレーザー複合機から印刷できます。
対象機種は商品購入の際に確認が必要です。
印刷は、複合機の手差しトレイに、オンデマンドクリアーホルダーをセットしてします。
セットする方法は、長辺折り部を先頭にして給紙されるようにセット。
開口部や短辺閉じ部を先頭にしてセットすると、紙詰まりの原因になります。
オンデマンドクリアーホルダーは「坪量:290g/m2、厚み:0.22mm」になっているので、複合機の設定でこの数字に沿って厚紙設定すれば、紙詰まりは基本的に発生しません。
2.まとめ
クリアファイルといえば、透明で書類を挟んで保管するためのもの。
通常、オリジナルのクリアファイルを作るためには、ある程度の発注量が必要になり費用も嵩みます。
しかし、ご紹介したオンデマンドクリアーホルダーを購入すれば、100枚セットで17,000円と多少料金は高めですが、外注するよりも安い料金でオリジナルのクリアファイルができます。
お使いの複合機(コピー機)で印刷できるので、ホルダーの購入費以外の費用は発生しません。